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"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。

紅葉狩り [自然]

先日、11月20日の日経新聞に 「紅葉」と書いてなぜ「もみじ」? という記事がでていましたね。

その記事は、なぜ「紅葉狩り」というの?もみじを持って帰るわけでもないのにという話からはじまっていました。

広辞苑には、 ”山野に紅葉をたずねて楽しむこと。観葉” と書いてあります。

”狩り”とは、野山で獲物を捕まえることですが、だんだんと対象が動物だけではなく植物にまで広がり、
さらには”山野などに分け入っていく行為自体を指すようになった”(前述記事)そうです。

だから、”イチゴ狩り”や”潮干狩り”のように食べたり採ったりしなくても、紅葉”狩り”というのだそうです。

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では 「紅葉」と書いてなぜ「もみじ」 と読むのでしょうか。


以下、前述記事からの引用です。

” 「もみじ」という言葉は「草木の葉が赤、または黄色くなる」という意味の動詞「もみず」(紅葉ず、文語ではもみづ)に由来するそうです。その連用形「もみじ」が、葉の色が変わることや、紅葉そのものを指す名詞へと変化したのです。
では「もみず」の語源は何でしょうか? 有力な説は、染め物の「揉み出づ(もみいづ)」のようです。紅花染めにはベニバナの花びらを使います。この花びらには紅色と黄色の2種類の色素が含まれており、これを真水につけて揉むと、まず水溶性の黄色い色素を「揉み出す」ことができます。次に、アルカリ性の灰汁(あく)に浸して揉むと、鮮やかな紅色を「揉み出せる」のだそうです。紅花染めに由来するのであれば、「赤葉」という漢字ではなく「紅葉」が定着したのも納得がいきます。 ”

ベニバナから揉み出した色、紅色に染まった葉=紅葉を”もみいづ”と呼んだのが、”もみじ”に変化した。

と考えるとわかりやすいですね。

では、これを見てください。

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宙に浮かぶ紅葉


こういう光景はときどき見かけますよね?

よく見るとこの紅葉アートの作者もちゃんと写っています。 (久しぶりの昆虫クイズ?)

見つかりましたか?

まあ、見つからなくてもだいたい誰かはわかりますよね。

そう、アーティストはこの子です。

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ジョロウグモ


彼女にとっては迷惑なことかもしれませんね。

せっかく張った網に、獲物でないものがたくさんかかってしまって、始末に困っているのかもしれません。

でも、枯葉が獲物だと想像すると、これは正真正銘の・・

紅葉狩り


ですね。


さて、今日もホームフィールドに行って来ましたが、今日のチバは12月下旬並みの気温。

ときどき曇ることもあって、さすがに虫の姿もなかなか見当たりませんでした。

最初にやっと見つけたのは、ピークの季節ならここで一番数の多い虫。

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コバネイナゴ


寒風に耐えながら、やっとこ草にしがみついているという様で、脚にもチカラが入っていないように見えました。

こっちは元気満々で寒中水泳?

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オンブバッタ


いや、そんなはずはなく。

ニンゲンが近寄ってきたので思わず畦からジャンプしたら田んぼの中に着水しちゃったんですね。

ごめん、ごめん。

それともう一匹。

畦道の上に行き倒れしそうになっている子がいました。

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ウラギンシジミ


身体が傾いているし、足もちゃんと踏ん張っていないのですでに死んでいるのかと思いましたが、
よく見ると触角を翅の中に半ばしまっています。

越冬中は完全に触角の先まで翅の中にしまって防寒姿勢になりますが、普通は木の葉の裏にとまります。

この子はとまっていたけど落っこちてしまったのかもしれません。

地面の上ではこのように露にまみれて、それが凍結すれば一巻の終わり。

でももう梢に舞い戻るチカラは残ってなさそうなので、このままでは越冬失敗です。

ということで、連れて帰ることにしました。

(運よく元気を取り戻してくれるといいのですが・・)


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シロヨメナ ?





オマケ


先週は(去年も訪れましたが)、筒森のもみじ谷に紅葉狩りに行って来ました。(冒頭の写真もそうです)

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夕木川の紅葉





今日の湯加減

実は今日のテーマは「里山のくらしの知恵」だったのですが、
その観察会の中で、林の中にのこる炭焼き窯の跡を見せてもらいました。
直径2メートルくらいの大きさに石が積み上げられて円形の石垣のようになっていました。
炭材を入れるための四角い穴が一箇所空けられています。
ん?これはどっかで見たことあるぞ。
そうです、あの廃道で見た円形の石垣は炭焼き窯の跡だったのです。


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炭焼き窯の跡



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コメント 18

miya_gon

すごいな、ここであの廃道での彷徨いがつながってくるのですね?
円形の炭焼き。。。見たことありません。あの廃道のしか(笑)
こんな季節でもウラギンいるのですね?越冬に失敗、その場合
持ち帰ってどんな風に飼育ケースで飼っていらっしゃるんでしょうか?
そこがとても気になります。やはり野に置いたまんまだとこのまま
死んでしまうんでしょうか?クモのこんなオブジェ見たことありません。
綺麗だな(笑)
by miya_gon (2012-12-02 21:12) 

sasasa

蜘蛛の巣にかかった、もみじの葉がすごく綺麗ですね!
蜘蛛にとってはせっかくの罠が台無しにされている訳ですが(^_^;)
紅葉の読みの話は、「なるほど」と思いながら読まさせていただきました。
by sasasa (2012-12-02 21:22) 

yakko

お早うございます。
紅葉 もみじ・・・勉強になりました(_ _)
ジョロウグモ作成のモミジのアートは初めて見ました。
ウラギンシジミには今年は会えませんでしたが、ぜふさん宅で越冬してくれると良いですね。青空に真っ赤な紅葉 ! 素敵です(^。^)
by yakko (2012-12-03 08:44) 

Silvermac

南国も、昨日は12月下旬並みの寒さでした。
もみじの話、参考になりました。
by Silvermac (2012-12-03 09:21) 

mimimomo

おはようございます^^
紅葉、なるほどそう言う変化からでしたか~
綺麗な紅葉に出会われたのですね。
さすがぜふさん 色んな昆虫をこの時期にもまだ見つけられる^^
by mimimomo (2012-12-03 09:32) 

ぜふ

>miya_gonさん
あ、そうか、写真撮るのわすれました^^; いつか比較資料としてアップしますね。
ウラギンちゃんは、成虫越冬するので、真冬でも観察できますよ。
ただ、この子はこのままだと越冬失敗確実だったと思います。
それでね、今はね・・飼育器の中で元気になりましたー! ひとまずは安心です^^

>さささん
虫たちのアートはすばらしいです。 本人は作品でも何でもないでしょうけどね^^

>yakkoさん
枯葉が絡まるさまはときどき見かけますが、こんなにモミジだけがつながる
というのはめずらしいかもしれませんね。

>Silvermacさん
季節は徐々にではなく、不連続に進行しますね。 寒い朝でしたね・・

>mimimomoさん
筒森は穴場でしたが、段々と知られることになって・・・にぎやかに・・^^
これからの季節は越冬中の虫の観察になります。。
by ぜふ (2012-12-03 22:10) 

mipoko

先生~! クイズ見つけられましたぁ♪ (^v^)
宙に浮いたアートな紅葉におどろきました!
by mipoko (2012-12-03 23:15) 

moz

もみずが語源なんですね。紅葉の色々な知識をまとめていただき、とっても良く分かりました。 ^^
最後の一枚は、面白い感じに・・・ミニチュアライズ? に撮られていますよね。真っ赤な紅葉 ♪
ウラギンくん、大丈夫かな? ぜふさんが見つけてくださって、本当に良かったです。
by moz (2012-12-04 05:18) 

ぜふ

>mipokoさん
お、それはいい観察眼ですね♪ ハナマルあげます^^
これだけの大作はめずらしいかもしれませんね。 しばらく鑑賞しましたよ。

>mozさん
”こうよう”とも読むので昔から気にはなっていました^^
最後のはそのとおりです。谷を覗き込む位置からだったので効果がでるかと。
ウラギンちゃんはとりあえずは生き返りました。もう少し様子をみます。
by ぜふ (2012-12-04 06:30) 

響

蜘蛛にとって枯葉の季節は
こんな自体になって大変な季節ですね。
しかし誰かが付けたように紅葉のチェーンになっていますね。

by (2012-12-06 20:23) 

ぜふ

>響さん
ほんと大迷惑でしょうね。誰が付けたんでしょうね・・
ひょっとして、疑ってはいないですよね?^^
by ぜふ (2012-12-07 06:54) 

sakamono

紅葉狩りの「狩り」は、そういう意味でしたか。子供の頃は、紅葉を
持って帰って来るコトだと思っていました。
紅葉アート、すごいですね。面白い光景を見られました^^。
by sakamono (2012-12-08 17:30) 

ぜふ

>sakamonoさん
あまり気にせずにいましたが、”山狩り”はまさに分け入ってくことですよね。
紅葉アートはほんとに観賞に耐えられますね。 クモはまさに芸術家です♪
by ぜふ (2012-12-09 07:44) 

さとし

まだまだいるんですね。
私も負けずに探さなくちゃ。
by さとし (2012-12-10 21:58) 

ぜふ

>さとしさん
これからの季節は越冬個体の観察になりますね。
ぜひ見つけてください♪
by ぜふ (2012-12-11 07:06) 

barbie

紅葉のモビールが面白いです。
○○狩りというとついつい食べる系を想像してしまいます。まぁオ○ジ狩りなんてのもありますが、チガウ(^_^;)
せっかく京都にいるのに今年は紅葉の季節があっという間に過ぎて真冬に突入しました。
by barbie (2012-12-11 13:47) 

ぜふ

>barbieさん
あ、オレンジ狩りですね^^
そうか、モビールにも見えますね~ なるほど。
京都に紅葉狩りに行くひと多いですよね。新幹線乗ってね。行きたいですねー♪
by ぜふ (2012-12-12 06:42) 

めぇてる

もみじのお話、勉強になりました
自然の中のもみじアート素敵ですね^^
by めぇてる (2012-12-13 12:03) 

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