So-net無料ブログ作成

"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。

ミッション・インコンプリート&コンプリート [探虫行]

6月20日のリベンジを果たそうと、またもや南房総へ。

前回は空振りだったのでもちろん今回はポイントを変えます。

まずは房総半島の最南端を目指しました。

最南端は野島崎なのですがその周辺は地形的に見込みがないので、それよりも西側を責めます。

そのちょっと手前でちょっと寄り道。

P7120004.jpg

めがね橋


本名は”眺尾橋(ながおばし)”というようです。





そして白浜町の浜に着きました。

P7120008.jpg


このあたりの浜はあまり白くありません。それはいいのですが、水際が岩場となっているのでパスします。

結局、白浜の海岸はずっとこのような地形でした。

R410に戻ってさらに西走し、相浜から房総フラワーラインに入り、平砂浦へ。

KIMG3724.JPG
西端手前まで来ると道路と海岸が接近してきたので、降りて浜まで行ってみました。

霧が出ているように見えるのは強風で波濤の海水が細かな水滴になって吹き付けているため。

(こういう現象には名前がついているのかもしれません)

この強い南風はすさまじい湿気を含んでいて、まるでスチームアイロンの湯気のようでした。

KIMG3725.JPG

陽射しが強いわけではないのに、サウナに入っているように汗が噴き出てきました。

いや、これで陽射しがあったら、きっと5分と居られなかったと思います。

同じ位置から左手、東側を見ると延々と砂浜が続いていて、しかも漂着物がたくさん見えます。

これはいい。

熱風に耐える勇気もわいてきました。


scarabe.gif


お目当ての虫が見つからないまま、暑い砂浜をさまよいながら小一時間掘り歩いた頃でしょうか、

ある流木をころんと転がすと、ドロップ飴のような緑色の物体が見えました。

P7120015.jpg


まさかこんなとこにアオオサムシはいないよなぁと思いつつ、掘り出してみるとそれはやはり虫でした。

P7120016.jpg

アオドウガネ (コガネムシ科)


市街地の公園のアジサイの植え込みなどでよく見かける普通種ですが、なかなか美しい体色をしています。

しかし、砂の上を這っている様子が普通と違う。 しばらく何が普通じゃないのか気が付きませんでした。

ちょっとよく顔を見せなさい、とつまんでみてやっとわかりました。

P7120019.jpg


足が少ない。

どうして前足がないのかわかりませんが、羽化してから欠損したのではないように思いました。

それにしても、こんな熱い砂浜の流木の下に穴を掘って潜んでいるとは意外でした。

しかし、もう体は限界・・というか、ペットボトルも空になり、プチ熱中症になったのか頭痛がし始めたので一旦退却。

まだお昼前でしたが、休憩と昼食がとれる場所を探しました。

洲崎に方面に数分、伊戸漁港という案内板につられて左折して道を下ると、「だいぼ工房」という食堂&物産店がありました。

漁師が営んでいますと看板にあったので躊躇なく入ることに。

席に案内されるなり、駆け付け三杯の水を飲んで生き返り、日替わり定食を食べたらまた勇気がわいてきました。
(しごく身体が単純にできているのが取り柄です)

P7120022.jpg

本日の煮魚定食 1000円(税込)


はじめて食べたのですが、ダルマイカという小イカの煮付けです。 小さく見えますが食べきれないほどの量。

塩分補給も充分できました。

デザートにアイスビスケットを食べて戦闘モードへ再突入。

来た道を引き返し、先ほど探索したエリアも通り過ぎ、もっと手前からローラーを再開しました。

scarabe.gif


しかし結果は無残でした。

流木をいったい何本ひっくり返したでしょう。

2、30本・・・いや、50本はひっくり返しましたが、出てくるのはトビムシばかり。たまにハサミムシ。

ヒョウタンゴミムシでさえ、たまにしか出てきませんでした。

P7120014.jpg

ヒョウタンゴミムシ (オサムシ科)


でもデカイ。 20mmオーバー。

あ、こんな子も掘り出しました。

P7120011.jpg


何になるかわかりませんが、一匹だけお連れしました。

さらに小一時間ほどひっくり返し続けていたらまた頭が痛くなってきたので撤収。

またしてもミッション・インコンプリート。
海浜性昆虫の探虫は外道も少ないので、はずれると写真ネタもごく少なくなるということを痛感しました。




オマケ


今日(18日)、東京スカイツリータウンにて開幕した「大昆虫展」に行ってきました。

P7180033.jpg


子供たちの記念撮影用のまたがれるヘラクレスオオカブトが進化していて可動式になっていました。

P7180029.jpg


ゆかりちゃんのコスチュームも進化していました。

KIMG3746.JPG


背中のコーカサスオオカブトは健在です。

スカイツツリータウン5Fのスペース634にて、8月25日まで開催中です!




今日の湯加減

大昆虫展は見物に行ったのではなく、ある”ブツ”の受け渡しのためでした。
実は、オープニングイベントに出演された、カブトムシゆかりさんが手塩にかけたカブト虫を提供してくださるというので受け取りに行ったのです。
ファーブル昆虫館のカブト虫がとうとうゼロ匹になったことを知って、急きょ救済してくれたのです。
ちゃんとペア1組ずつケースに入れて、キャリーバッグには予備の昆虫ゼリーまで入れてくれていました。
気配りの濃やかさに感動。
さっそく館に持って行き、展示した瞬間、来館中の子供たちがまるで樹液にあつまるカブト虫のように・・
歓声を上げて大騒ぎ。ちょっと乱暴に扱ってしまう子もいますが、しょうがない。カブト虫はやはり人気者です。
奥本先生も「カブちゃんのカブトだったらボクもほしいなぁ」と。
というわけで、受け渡しミッションはコンプリート。
さて、明後日から採集会のお手伝いがてらちょっと遠征に行ってきます。いつもの高原にも行きたいのですが・・
前から気になっている場所にも様子を見に行ってみようと思います。下調べもほとんどなしに。


百一.jpg





nice!(27)  コメント(10) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 27

コメント 10

yakko

暑い中、お疲れさまでした(_ _)
「大昆虫展」は楽しまれたことでしょう !
by yakko (2015-07-19 17:05) 

sasasa

こういう浜にも色んな虫がいるんですね。
今の時期は本当に暑さには気を付けてくださいね(>_<)
by sasasa (2015-07-19 21:45) 

ぜふ

>yakkoさん
暑いのは覚悟の上でしたが、成果が・・・^^;
昆虫展は大盛況でしたね♪

>さささん
虫はどこにでもいますね。
エルニーニョで冷夏になるっていってたのに・・油断禁物です^^;
by ぜふ (2015-07-20 08:08) 

shino*

暑い中の虫探しお疲れ様です。
平砂浦は好きな海岸ですが
スチームのような熱風はたまらないです。
ご無理なさらないようにしてくださいね。^^

by shino* (2015-07-20 10:19) 

リュカ

湿気をたっぷり含んだ南風。
うひゃー、想像するだけで汗が噴き出します(笑)
水分&塩分補給は絶対必要ですね。
ダルマイカ、食べてみたいな♪
by リュカ (2015-07-21 10:22) 

アサギいろ

大きいひょうたんはなかなか見つかりませんね。千葉県には黄色くて細いやつもいるとか。うちの近所にある日産スタジアムの近くを流れる鶴見川の河川敷にもYOKOHAMAの名前が付く超絶滅が心配されるやつがいるらしいのですが、暑くて・・・残念ながら探す気力もありません。
熱中症にならないようにね。

by アサギいろ (2015-07-21 21:52) 

響

海辺をバイクで走ると気持ち良いですよね。
なるぼどー、流木の下出すね?
小さなヨコエビの仲間しか居ないと思っていました。
by (2015-07-22 04:57) 

barbie

鉄の塊のハーレーはサビが怖くて海岸に近寄れません(^^;)
行っても帰ったらすぐに洗車しなあかんし。
今度はアカスジカメムシ号で行ってみよ(笑)
by barbie (2015-07-24 21:16) 

mimimomo

おはようございます^^
暑い時の行動は大変ですね。お気を付けて楽しんでください。
by mimimomo (2015-07-25 09:43) 

ぜふ

>shino*さん
南房総は暖かくていいですが、この日はサウナでした^^;

>リュカさん
ダルマイカの煮付けはビールにも合います! 間違いなく^^

>アサギいろさん
軽度の熱中症になっていたと思います^^;
黄色くて細いのも見つけたいと思ってますが、内房ですよね?
鶴見川の河川敷も行きたいです♪

>響さん
この日の海風は大変でした^^;
ヨコエビ(ハマトビムシ)はもちろんわんさかいましたが写真は割愛・・

>barbieさん
海風はバイクにとっても過酷ですね。
しかも、アスジカメムシ号はまだ新車でしょ?^^

>mimimomoさん
気を付けていてもあぶないですからね・・ところで昨日今日の関東近辺は大変な暑さですね・・^^;
by ぜふ (2015-07-26 11:28) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。