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"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。

房総のユートピア [日記]

時計を1か月巻き戻します。

前々記事でカモガワを訪れるとき、何故かふとある場所に寄り道をしたくなったのです。

御宿のポイントが残念な状況になっていて探虫できなくて少し時間ができたこともありました。

立ち寄った場所から見える風景。(これでわかる方は房総通)

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かつうら海中公園 海中展望塔


ふるさと高知の足摺岬の海中展望塔を彷彿とさせます。






そこは勝浦市鵜原というところ。

濃溝の滝や燈籠坂大師の切通しもマイナースポットでしたが今は観光客がぞくぞくと訪れるようになりました。

ここはもっと遠いし、アプローチが分かりにくい。

海岸へ出るのにかなり手前から歩いていかなくてはなりません。

岬への入口的な手掘りのトンネルがあります。

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出口の光の具合がちょっと濃溝の滝に似てるような・・

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おどろくことにこの先には民家が何軒かあり、しかも乗用車もとまっていました。

間違えて民家の庭に入っていきそうになるような細い遊歩道をしばらく登っていくと岬の入口が。

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鵜原理想郷


壮大な名前が付いています。

林を抜けるとすぐに視界が開けました。

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この岩山の岬の正式名は”手弱女平(たおやめだいら)”というようです。

岬の突端にあるのが手弱女平の鐘。

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鳴らすのはカップル限定?

みごとな断崖絶壁の景色が広がっているのですが、手すりなどがあまり整備されていない。

TG20171124_040.jpg


あくまで自己責任ということのようです。

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引き返す途中、眼下に入り江が見えました。

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降りられそうなので探検してみることに。

TG20171124_050.jpg


そこは自然の舟小屋のようになっていました。

まさに理想的な漁港? (実際この入り江の一番奥には小型ボートが何艘かありました)

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岩の枠の上を伝っていくとここからも展望塔が見えました。

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入り江から遊歩道へ戻ると、小さな旗を持ったガイドさんを先頭に、団体さんがぞろぞろと。

ここももう知れ渡っているようです。

scarabe.gif


ところで、今はショウナイに戻っているのですが、数日前に興味深いものを見学できました。

某大学の研究施設の中にあるラボの一角。

クモヒメバチの研究をしている方に案内していただきました。

そのハチの宿主であるクモの飼育設備がこちら。

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ご本人の許可を得て掲載しています


わかりにくいと思いますが、手製の針金フープにクモが一匹ずつ造網しています。

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そのクモたちにエサをあげるところを見せてもらいました。

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エサは生きたハエやクモですが2~3ミリしかありません。(クモはクモも食べます)

そのエサを微細ピンセットや極小ハサミで食べやすいように処理(調理)します。

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二酸化炭素ガスで麻酔したり、与えたときに暴れないように翅をとったり、あるいは水に浸したり。

それをひとつひとつ与えていくのです。

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お腹がすいているはずなのにすぐには食べなかったり、それどころか投げ捨てるクモもいました。

網にエサをくっつけておいて、音叉で網に振動を与えて捕食誘導するという工夫も。

ほとんど介護しているようなものとおっしゃっていました。

クモヒメバチはヒメグモやゴミグモに単寄生するのですが、その生態はとても特殊です。

寄生(産卵)するために母バチは自らクモの網にかかったりするのです。

また、孵化した幼虫はクモの背中に乗ったままクモの体液を吸い続け・・

ついにはクモを洗脳して蛹化のために網を作り替えさせる。(操作網というそうです)

説明はしきれないので、詳しく知りたい方は高須賀圭三さんの研究サイトをご覧ください。
(クモが表示されます)




オマケ


今回も昆虫が登場しなかったので、住民のひとりを紹介します。

10月の初めにT山で採集したとても美麗な子。

PC236444.jpg

オオマルナガゴミムシ (オサムシ科)


とても元気です。




今日の湯加減

ショウナイの天気は変わりやすいようです。
数日前は雪。それから雨。強風が伴うこともしばしば。
束の間ですが突然晴れたり。
今日の未明は雷でしたが、こちらの雷の音は少し変わっているように思います。
大きい(近い)とよく”バリバリバリ~ドシャーーン”という音がすると思いますが、
うまく表現できませんが、夜中に目が覚めた音は”ガラガラガラ~ドンドンドーーン”
この、ドンドンドーーンは打ち上げ花火の尺玉の破裂音にそっくり。
空気が振動してお腹に響く感じです。
とにかく凄まじい。


TG20171124_041.jpg




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コメント 6

よしころん

かつうらも足摺岬も行ったことありますよーヽ(^o^)丿
ラストの写真?にビックリ( ゚Д゚)
ぜふさんって身長3mくらいあるの???^^;
by よしころん (2017-12-23 20:01) 

mimimomo

こんにちは^^
今日は舅の13回忌の法要で、忙しくしていました。
今ゆっくり読ませていただきました。
チバとショウナイを行ったり来たり?^^
世の中には知らないことが沢山あるのですね~
↑そうそ、この最後の写真ね。何やら戦国時代の武将がヌーっと現代に出てきたような・・・(^0^

by mimimomo (2017-12-24 16:15) 

響

海岸に抜けるトンネルがワクワクしますね。
海中展望筒は九州でしたら佐賀県にあります。
天然の岩を使った舟屋にはビックリです。
by (2017-12-25 01:35) 

ぜふ

>よしころんさん
なんと竜串も!
手弱女平の鐘が小さいんです。
3メートルなんてありません、2.5メートルくらいでしょうか^^

>mimimomoさん
そろそろまたチバに戻ります^^
この方の研究は米国のサイエンス誌やNYタイムズ紙にも掲載されたそうです。

>響さん
さすが観点が違いますね^^
佐賀にもあるとは知りなかったので、今度ぜひ記事化を(^^♪
自然の舟屋は地味に感動しました。
by ぜふ (2017-12-26 08:07) 

sakamono

勝浦に、海中展望塔というモノがあったんですね。
そこへと至る道は、面白そうな風景で、行ってみたいなぁ、ココ。
by sakamono (2017-12-28 21:50) 

ぜふ

>sakamonoさん
ぜひ行ってみてください。あまり混まないうちに・・

肝心の断崖絶壁の写真を貼り付け忘れていましたので追加しました。

by ぜふ (2017-12-29 23:36) 

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